[ブログ小説] 揺れる故意
コーヒーの香りとJAZZが、俺をリラックスさせてくれる。 「で、話ってなにかな?」 俺は、本題に入ることにした。 「あ……はい」 少し緊張した面持ちの琴音ちゃんである。 「えっとですね……あの……祐人さんは、茉莉ちゃんとは幼馴染みなんですよね? その……小さいころから仲良かったんですか?」 「うん、そうだよ。物心つく前から一緒だったからね~」 「へー、そうですか……」 あれ? 何だこの反応は……。 […]
コーヒーの香りとJAZZが、俺をリラックスさせてくれる。 「で、話ってなにかな?」 俺は、本題に入ることにした。 「あ……はい」 少し緊張した面持ちの琴音ちゃんである。 「えっとですね……あの……祐人さんは、茉莉ちゃんとは幼馴染みなんですよね? その……小さいころから仲良かったんですか?」 「うん、そうだよ。物心つく前から一緒だったからね~」 「へー、そうですか……」 あれ? 何だこの反応は……。 […]
コーヒーで未だに忘れられない思い出というのはやはり一番初めに行った喫茶店でのコーヒーでしょう。 それまでファーストフード店で飲み物を頼んだりしたりしましたが、それはやはりジュースであり中学生の自分からはコーヒーというのはまた何だか大人の味のような気がして高嶺の花だったのです。 そんな私も高校生になり初めて彼女とも彼女ではまだないと思うような関係の間柄の同級生と喫茶店に行った時の事です。 ゲームセン […]