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2022年12月

[ブログ小説] 揺れる故意

コーヒーの香りとJAZZが、俺をリラックスさせてくれる。 「で、話ってなにかな?」 俺は、本題に入ることにした。 「あ……はい」 少し緊張した面持ちの琴音ちゃんである。 「えっとですね……あの……祐人さんは、茉莉ちゃんとは幼馴染みなんですよね? その……小さいころから仲良かったんですか?」 「うん、そうだよ。物心つく前から一緒だったからね~」 「へー、そうですか……」 あれ? 何だこの反応は……。 […]