今でこそ、24時間365日美味しいコーヒーが飲めますが、
はじめてコーヒーの豆を煎って、その抽出液を飲むという、今と同じコーヒーが飲まれるようになったのはいつだろう?
私は、ふと?そんなことを考え、調べることにしました。
「コーヒーの誕生?」
コーヒーの期限はエチオピアやアラビアとされていますが、明確に辿る資料はありません。
コーヒーが登場する最も古い文献は、900年頃にアラビアの医師「ラーゼス」が残した「医学集成」 とされています。
当時は患者の消化や強心などに役立てられていたとか・・・心臓バクバク
●有名な伝説は「羊飼いの少年カルディの伝説」(年代不詳)
舞台はエチオピア。羊飼いの少年カルディは、夜になっても眠らず騒がしいヤギを見て不思議に 思い、観察してみるとヤギは赤い実を食べていた。
少年も試してみると、元気が溢れたと?
カフェインのとりすぎに注意なのに、ヤギは大丈夫か?
その話を聞いた修道僧が、赤い実を持ち帰り食べたところ〜 夜中の儀式でも眠くならなかったという話。
修行になったのかな?
眠らない修道院の秘薬になった伝説です。*ヨーロッパでコーヒーが流行した際の脚色文とも言われています。
●続いての伝説は「聖職者シーク・オマールの伝説」(13世紀)
現在のイエメンであるモカで伝染病が流行、イスラム神秘主義修道者のシーク・オマールが祈祷 で大勢を救う。噂を聞いたモカの王女も伝染病の治療に訪れ、オマールは王女の病を治しました。
そして、オマールは王女に恋をしてしまいますが、王様の怒りに触れオウサブの山へ追放されます。
山で食べ物を探すオマールが目にしたのは、赤い実を食べる美しい鳥。
オマールは赤い実を煮出してスープにし味わい、これがコーヒーの起源と言われています。
やがて、罪を許され街に戻ったオマールは、コーヒーを人々に広め「モカの守護聖人」と呼ばれる ようになったそうです。
●「立法学者ゲマレディンの伝説」(15世紀)
アラビア半島南端の都市、アデンの立法学者ゲマレディンは、研究に明け暮れ体調を崩します。
以前、エチオピアを旅した時に現地の人々が赤い実を煮出して飲んでいたのを思い出し、その効 果を確かめようと、現地から赤い実を取り寄せ飲んでみると、眠気が消え去り元気になりました。
そこでゲマレディンは修道士たちに、この飲み物をすすめ、人々に広まったという伝説です。
昔はお薬として、飲まれていたんですね?
そのコーヒーが日本にやって来たのは、江戸時代でしたよね?
鎖国していた日本でも、長崎の出島ではオランダ人などと貿易をしていて、そこで薦められてコー ヒーを飲んだとか?
でも、その頃は一部の商人や、ごく限られた人しか飲んでなかったとも?
「コーヒーの木の基本データ」
学名:Coffea arabica
科名:アカネ科
属名:コーヒーノキ属
原産地:エチオピア
和名:アラビアコーヒーノキ
生育適温:15〜25度
◎室内で育てられるそうなので、育ててみようかな?と思いました。白い花と赤い実って良いですね〜
・興味があり、薬の勉強もしていますがカフェインは中毒になりますから気を付けましょう
・ほとんどの市販薬の風邪薬にも入っていますから、購入する際は成分名を見てください。
いかがでしたでしょうか?
普段何気なく飲んでいるコーヒーも視点を変え、その歴史にフォーカスしてみると、なんかロマンを感じますね。
そんないつもと違うコーヒータイムも良いのではないでしょうか。
それではみなさん素敵なコーヒーライフを!