コーヒーの思い出エピソード「背伸びしてブレンドコーヒー」

コーヒーで未だに忘れられない思い出というのはやはり一番初めに行った喫茶店でのコーヒーでしょう。

それまでファーストフード店で飲み物を頼んだりしたりしましたが、それはやはりジュースであり中学生の自分からはコーヒーというのはまた何だか大人の味のような気がして高嶺の花だったのです。

そんな私も高校生になり初めて彼女とも彼女ではまだないと思うような関係の間柄の同級生と喫茶店に行った時の事です。

ゲームセンターで遊びプリクラを撮った後、何だかこじゃれた喫茶店に入ったのですが、

私は本当に喫茶店に入るというのは初めてであり、

ましてやコーヒーなどと言う物の頼み方もよくわかリませんでした。

しかしながら、そんなところを彼女に見せると嫌われてしまうのではないかという思いがして、

いつも当然のように利用しているようなそんな背伸びをしていたのです。

そして注文を聞きに来た店員さんに私はブレンドコーヒーを頼んでしまいました。

聞き馴染みのあるフレーズであったので頼んだのですがその後、コーヒーが届いた時、私はその彼女の前で「これがいいのだ」と背伸びして飲みました。

本当はミルクも砂糖もたくさん入れたかったけどね。

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