コーヒーの思い出エピソード 「行きつけのカフェがあるということ」

皆さんには行きつけのカフェはありますか?

私は、若い頃に仕事で行き詰まった時には頻繁にカフェに行っていました。

カフェに行ったからといって良いアイデアや解決方法が見つかるという訳ではありませんでしたが、気分転換の意味も含めてお気に入りのカフェでよくコーヒーを飲んでいました。

その喫茶店は昭和時代にタイムスリップしたような雰囲気で、マスターも口数が多いわけではありませんがいつも居心地が良いオーラを醸し出している不思議な人でした。特に話しかけてくることもなく、一人で過ごさせてくれるのでその心遣いもありがたかったです。

またコーヒーに拘っているお店であり、本当に美味しくてこの喫茶店でコーヒーを飲んだらもうインスタントコーヒーや缶コーヒーは飲めないと感じるほどでした。

マスターは年配のおじさんで、仕事で本当に悩んでいたときには珍しく話しかけてきてくれて、何でもない世間話をしました。

ただのありふれた会話でしたが、なぜかとても心が温まったことを覚えています。

現在は職場が遠くなったのでそのカフェには行くことが前ほどなくなりましたが、今でもそのカフェのコーヒーの美味しさとマスターの人柄の良さ、居心地の良さは忘れられません。

通い始めた当初から長い期間が経過し、マスターも高齢になったのでいつ閉店してしまうのではないかとヒヤヒヤしていますが、若い頃からの思い出の場所でありずっと続いて欲しいお店で、私の特別な場所です。

行きつけのカフェがあると心が豊かになるなと今でも感じています。

あなたの行きつけのカフェはどんなところですか?

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