今でもコーヒー専門店といいうお店、それなりに見かけます。
しかしカフェ全盛の現代、一時よりもその数は減ってしまったということも、また事実です。
昔は喫茶店とコーヒー専門店が覇を競ったこともありました。
まだコンビニコーヒーなどもなく、おしゃれなカフェなどもなかった昭和のことです。
なので2択、外でコーヒーを飲むなら喫茶店かコーヒー専門店だったのです。
大別してしまうと、喫茶店はゆっくりと時間を過ごすためのもの、時間を買うという雰囲気でした。
なのでコーヒーも作り置きを温めて出すだけという、コーヒー好きにはちょっと悲しく思われたものです。
コーヒー専門店は、もちろんコーヒーを専門に出すので、美味しい作りたてのコーヒを飲みたかったら、専門店でだったのです。
ただこちらは、美味しいコーヒーを提供するのが目的だったので、飲み終わった後のんびり出来る雰囲気ではありませんでしたね。
どちらにしても、コーヒーとともに有意義な時間を過ごせた事には変わりはありませんね。