コーヒーの香りとともに記憶に浮かぶのは、音楽です。
外で飲むコーヒーには、音楽がつきものでした。
もちろん今でも、コーヒーを出すお店で音楽を楽しめるところもあります。
しかし少し前の時代にはコーヒーの香りと音楽、そして当時はタバコの煙と匂いが、そうした店の大きな特徴だったのです。
コーヒーと音楽とタバコで、ゆったりとした時間を心ゆくまで過ごすという、現代ではあまり味わえない楽しみ方でした。
営業周りのサラリーマンも、今のようにスマホとかで縛られていないので、途中休憩渡渉してボーッと時間を過ごしている人、少なくなかったのです。
流れている音楽は、様々でした。
しかしあくまでも客の憩いの邪魔にならないように、クラシック音楽などを低めに流している店が多かったですね。
もちろん音楽とコーヒーのダブルを楽しませてくれる、音楽喫茶もあったものです。
そんな昭和レトロな喫茶店を探しに街を散歩するのも休日の贅沢な時間です。